东方非想天则/故事/序章
故事 | 早苗剧本 琪露诺剧本 美铃剧本 |
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東方非想天則 ~ 超弩級ギニョルの謎を追え | 东方非想天则 ~ 追寻特大型人偶之谜. |
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その日の朝は日射しが遮られ、僅かに暗かった。 こんな夏に季節外れの朝霧が出ているのだろうか。 暑さを忘れさせてくれる霧を期待して家を飛び出した君は、 人型の「それ」は、生ぬるくて気持ちの悪い蒸気を放ち、 彼女は人型の「それ」を見下ろしていた。 |
那一天早晨的的阳光被遮住了,只有一片黑暗。 为什么在夏天竟然出现了这种不合时宜的朝雾呢。 期待因大雾消散暑气而从家里飞奔而出的你, 人型的“那个”,放出暖热恶心的蒸气, 少女俯瞰着人型的“那个”。 |
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幻想郷に来てから早二年経とうとしていた。 初めは異形なる者に対して畏怖から、まともに儀式も行えなかったが、 今ではすっかり馴染み、違和感なく通常の仕事を行う事が出来た。 もう、多少の事では驚かないと思っていた。 彼女は、守矢神社から見える巨大な人影を見ていた。 その人影は、彼女には昔アニメで見た巨大人型ロボットに見えた。 しかし、ロボットと言うには動きが滑らかすぎた。 その事を神奈子に報告すると、それは「ブロッケンの妖怪」だと教えてくれた。 実際何らかの気象現象かなんかであろう、 霧が出てきたのは人影が出た後だったし、 何より、ここは何が起こってもおかしくない場所、幻想郷なのだから。 |
来到幻想乡后,已经过去了两年。 最初因为畏惧面对妖魔鬼怪,她连仪式也无法专心实行。 而现在已完全习惯了幻想乡的生活,通常的工作也不会有问题了。 她想已经没有多少事能吓到她了。 她从在守矢神社看见了巨大的人影。 那个人影,看起来跟她以前在动画中见过的巨大人型机器人很相似。 但是、虽说是机器人但动作却非常流畅。 将此事报告给神奈子后,却被告之那是“布罗肯的妖怪”[1] 实际上只是某种气象现象, 浓雾也是在人影之后才出现的, 最重要的是,这里是发生什么都不奇怪的的地方、幻想乡啊。 |
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小さな妖精はいつものように興奮していた。 今日は山よりも大きいアレを見たからである。 勿論、実際には山よりも遥かに小さいのだが、 普段はどこに住んでいるのか判らないが、 「この辺で巨大ロ……、大きな動く物を見たりしていない?」 巫女はそういうと、霧の中を探し始めたのである。 小さな妖精は何故か焦燥感に駆られ、 「だいだらぼっちなんて見てないよ」 そう答え、巫女を牽制した。彼女はただの好奇心から自分で大妖怪を探そうと思ったのである。 |
这只小妖精像往常一样兴奋。 因为今天看到了比山还大的那个东西。 当然,那东西其实比山小多了, 她不知道那东西平常住在哪, “你见过有个巨大的机……大又会动的东西在附近么?” 巫女这么说完后,便开始在雾中寻找。 小小的妖精不知为何被焦燥感驱使, “我没看见任何的‘大太法师’。” 这么回答着,她支走了巫女。仅仅是因为简单的好奇心,她决定开始在这里寻找那个大妖怪。 |
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いつも騒がしい紅魔館。その日も例外なく騒がしかった。 門番である彼女は、紅魔館の主であるレミリア・スカーレットに 何やら報告していたが、 主は軽く聞き流していた。 彼女は漠然とした不安を感じていた。 アレは一体何だったのか。 アレは凶事の顕形「 ついに幻想郷の全妖怪が 勿論それは聞き入れられなかった。 彼女は思っていた。退屈な毎日を少し楽しくする為に、わざと誇張しましたけどね、と。 |
总是喧喧嚷嚷的红魔馆,那一天也一如既往的吵闹。 作为红魔馆的门番,她向红魔馆的主人,蕾米莉亚·斯卡蕾特那里 虽然好像报告了些什么,但主人只是轻率地当成了耳旁风。 那个人的漠然让她感到些许不安。 那究竟是什么呢。 那就是灾祸之神,“太岁星君”的影子。 终于到了必须集合全幻想乡的妖怪之力 当然,那个人还是没有听她的。 那个人是这么想的。为了让沉闷的日子变得有趣起来,所以她故意夸张了吧,不过呢,也没关系。 |
注释
- ↑ 布罗肯现象:在山顶上背着太阳,自己的影子映现在云彩上而形成的光环。也说“ブロッケンの妖怪”(布罗肯的妖怪)
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