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东方求闻史纪/铃仙·优昙华院·因幡

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第66-68页
< 妖兽:八云蓝   东方求闻史纪   妖兽:因幡帝 >
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狂気の赤眼 疯狂的红眼
鈴仙・優曇華院・イナバ
Reisen Udongein Inaba
铃仙·优昙华院·因幡
Reisen Udongein Inaba
能力:     狂気を操る程度の能力 能力:     操纵疯狂的能力
危険度:    不明 危险度:    不明
人間友好度:  普通 人类友好度:  普通
主な活動場所: 迷いの竹林 主要活动场所: 迷失竹林
 
  他の妖獣と大きく性質が異なり、一際特殊な妖怪兎が鈴仙・優曇華院・イナバだ。   铃仙·优昙华院·因幡,和其他性质的妖兽有很大的不同,是格外特殊的妖怪兔
  獣らしさの少ない背筋の伸びた正しい姿勢。妖獣にしては緩慢な移動。妖獣なのに人間を襲う事が無い。反対に人間を避ける。極端に長い耳と毛。全てにおいて他に類を見ない妖怪兎である。   有着别的兽类很少有的直立姿势。相比妖兽而言移动较缓慢。作为妖兽却从做过袭击人类的事。相反却会避开人类。有着极长的耳朵和头发。在所有的妖怪兔里面是独一无二的。
  因幡てゐが兎のリーダー的な存在だが、このてゐに命令をし操っているのが彼女である(*1)。事実上の兎のリーダーである。   因幡帝是兔子们的领袖,而她却能对这个帝下命令(*1)。是实际上的兔子的领袖。
  彼女の赤い眼をまともに見ると狂うと言われている。それに彼女の声は、聞き取っても全く頭に入ってこなかったり、反対に離れているのに耳元で喋っているかの様に聞こえたりする。その不気味さもあって、殆どまともな会話が出来ない。   据说正视她的红眼会使人发狂。而且她的声音也是,有时就算能清楚地听到了却无法听进脑海中,相反有时就算在远处对着你的耳朵低语确能听得一清二楚。由于这种诡异的现象,导致几乎不能正常地与她对话。
  普段は迷いの竹林にある永遠亭に住んでいる。そこでの行動は不明だが、時折人里に現われては薬売りをやっている。怪しげな薬を大量に持ち歩く事でも有名である(*2)。   一般住在迷失竹林中的永远亭里。她在那边的行动无从得知,不过有时会在人类村庄出现贩卖药物。她也因为随身携带着大量可疑的药物行动而出了名的(*2)。
 
狂気の能力 狂气的能力
  狂気を操るとは気を狂わす事であり、即ち物事に宿る波を操作する事である。   操纵疯狂实际上就是使人发狂的能力,也就是操纵寄宿在事物之上的波的能力。
  波長を長くすれば、即ち暢気となり、何事にもやる気をなくし動かなくなる。波長を短くすれば、即ち狂気となり、情緒不安定で感情的になり、人と話が出来なくなる。   波长增长的话,即会变得轻松,什么事情都没有干劲不想去做。波长缩短的话,则会带来疯狂,情绪变得不稳定不理智,与人对话也做不到。
  振幅を増せば、即ち存在が過剰になり、どんなに離れた場所でも意思の疎通が出来る。振幅を減らせば、即ち存在が希薄になり、どんなに近くでも声が通らなくなる。   增加振幅就是让存在变得过剩,使得她能够将其意思传达到无论离地多远的地方。降低振幅就是让存在变得稀薄,无论多么接近也无法令声音通达。
  位相をずらせば、即ち干渉が起こらず、触れる事が出来なくなる。   移动相位的话,就不会有干涉,也就无法触碰到东西。
  逆位相を取れば、即ち存在を否定し、完全に姿を消す。   位相倒置的话,就会否定存在,让外形完全消失。
  この様な多彩な能力を使い、人を狂わすのである。   使用着这样丰富的能力,来让人发狂。
 
目撃報告例 目击者报告
・あれは朝早く竹林に筍取りに行った時じゃった。その時は何故か筍が大量で、ずっと下を見とったんじゃ。腰が痛うなって体を起こしたんじゃ。そしたら、奇妙な妖怪兎を見かけてのう。 ・那是早上去竹林采竹笋的时候的事了。那时不知为什么能够看到大量的竹笋在下面哪。腰疼了所以就站直了身体哪。就在这个时候,看到了奇妙的妖怪兔。
 その妖怪兎は、何か空を見てブツブツ語りかけてたんじゃ。誰かと話しているかの様だったが、そっちには沈む前の月しか無いし……。  那个妖怪兔正看着天空中的什么在自言自语哪。好像是在和谁说话的样子,但那边除了西沉的月亮什么都没有……
 気味が悪かったのでその場を去ろうとしたとき、その妖怪兎が振り向いて儂に気付いたんじゃ。  正当我觉得反感要离开那个地方的时候,那个妖怪兔回头发现了我哪。
 そしたら、すーっと姿が見えなくなったんじゃよ。  于是,就这么完全消失了哪。
 あれは夢だったのかのう(筍取りの翁)  那个是梦吗?(采竹笋的老人)
  夢かも知れない(*3)。
  この妖怪兎の行動は奇怪で、まだ不明な事が多過ぎる。
  说不定是梦来着的(*3)。
  这个妖怪兔的行为很奇怪,有很多事至今仍然不明。
 
対策 对策
  この妖怪が人間を襲ったという報告は無い。   没有关于这个妖怪袭击人类的报告。
  だが友好的かというとそうでもなく、人里に薬売りに来たとしても仕事を終えると、人間を避ける様に迷いの竹林に消えてしまう。   但是说是友好的话也并不是那样,到人类村庄来贩卖药物的工作结束后,就像避开人类似的消失在迷途竹林里了。
  食生活も人間と常に同じ物を食べているようである。この辺も普通の妖怪とは異なる。   伙食也和人类日常吃的是同样的东西。在这上面也与普通的妖怪不同。
  ただ、注意しないといけないのが、この妖怪の赤い眼をまともに見てはいけないという事である。この眼は満月と同様の効果を持ち、確実におかしくなる。   但是,不可不注意的是,不要去正视这个红眼妖怪的眼睛。这眼睛和满月有相同的效果,确实很奇怪。
 
(*1)余り言うことを聞かないと専らの噂。 (*1)有传言说她基本不听她的话。
(*2)恐ろしく苦い薬とか。 (*2)苦得让人害怕的药之类。
(*3)もしくは老人特有のアレ。 (*3)或者是老人特有的那啥……
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