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东方求闻史纪/妖精

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第8-9页
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妖精~大自然の具現~ 妖精~大自然的具现~
 
妖精 妖精
主な危険度:  低 主要危险度:  低
遭遇頻度:   激高 遭遇频度:   极高
多様性:    高 多样性:    高
主な遭遇場所: どこでも 主要遭遇场所: 任何地方
主な遭遇時間: いつでも 主要遭遇时间: 任何时间
 
特徴 特征
  自然現象そのものの正体。   自然现象的正体。
  寒くなったり暖かくなったり、雨が降ったり風が吹いたり、草が生えたり花が咲いたり、そういった一つ一つの現象に妖精は宿る。姿は様々であるが、人間の姿に蝶やトンボといった虫のような羽根を持った者が多い。体長は一様に小さく、手のひらに載る程度の者から、大きくとも十に満たない人間の幼子程度しかない者が殆どだ。   寒去暖来,雨落风起,草长花开,这些所说的每一个每一个现象中,都有妖精参与。他们的形态虽有各种各样,但多数是在人类形态上附上蝴蝶、蜻蜓这类昆虫样的翅膀。他们的身材,小的一样细小、只有放在手掌上的程度,大的只有不满十岁的人类小孩的程度。
  生息場所は自然ある処全て。幻想郷の何処でもその姿を確認できる。特に騒がしい場所を好み、人間や妖怪が集まっている時はその姿を多く目撃できるだろう。反対に陰気な場所では数が減る。人里でも頻繁に見かける妖怪の一つである。   生存场所全是大自然里的地方。在幻想乡的任何地方都能确认他们的身影。特别的,喜好热闹的场所,人类、妖怪正聚焦的时候,应该能多目击他们的身影。相反的,在阴沉的场所,目击数量会减少。即使在人类的村庄,他们也是能频繁目击到的妖怪的一种。
  活動時間もまちまちであり、昼間であろうと夜であろうと遭遇する。これと言った法則性はないようだ。   活动时间也有各种各样的,无论是白天还是夜晚,都能与他们遭遇。这样说的话,好像没有规律性吧。
  また、妖精の個体は短命(*1)だが、すぐに同じ姿で生まれ変わる。躰がバラバラになる位の大怪我を負ってもすぐに治る。厳密な意味では、妖精は死ぬ事がない。だから死を恐れない無鉄砲な行動を取る。死の概念が人間と異なる為にそう見えるが、単に頭が弱いとも言う。   而且,妖精的个体虽是短命的(*1),但很快以同样的形态转生。身体即使受了变成碎片程度的重伤,也能很快痊愈。就严格的意味来说,妖精不会死。所以啊,他们才会采取不恐惧死亡这样无铁炮般的行动。死的概念和人类的不同,因此他们会这样看待,不过说不定是单纯的头脑不好。
  妖精は、実は食事を取る必要がないが、人間が美味しそうに食事をするのを真似て、人間と同じ物を食べる。人間が食べる物なら何でも食べる。特に、人間が食べようとしている物をこっそり奪って食べるのが好きである。   妖精实际上虽没有进食的必要,但会模仿人类美味的进食。吃人类吃同样的东西。人类吃的东西,不管是什么他们都吃。特别的,有把人类准备吃的东西,悄悄的抢过来吃掉的喜好。
 
被害内容 被害内容
思いつきによる悪戯 一时兴起的恶作剧
  総じて悪戯好きである。歩いている人を見かければ道に迷わせる。掃除をしていれば風を起こして折角集めた塵を吹き飛ばしてしまう。見てない隙にお茶に塩を入れる。   总得来说,他们有恶作剧喜好。如果看见正在路上行走的人,迷惑他们走进错误的道路。如果有人正在打扫,掀起一阵风,故意吹散好不容西收集好的尘土。趁人不留意时把盐放进茶里。
  後先考えずに、目の前に居る者の行動を邪魔する。崖から突き落とされたり、背中に火を付けられたりと、時には行きすぎた悪戯もあるので注意が必要である。   他们不考虑前后,妨碍眼前的人的行动。有时会把人从悬崖突然推落,有时会在人背后生火,因为那些时候做的过分的恶作剧,有注意的必要。
 
対処法 处理方法
  考え事をしながら道を歩くと道に迷う。友人と話に熱中していると、その隙に荷物を持って行かれる。これらは往々にして、妖精による悪戯が原因として考えられる。   一边考虑事情,一边在路上走而迷路了。和朋友正专注的说话,这期间行李不翼而飞。往往干这些事情的,我考虑是妖精引起的恶作剧的原因。
  悪戯に引っ掛かりやすい人間とは、注意が散漫だったり、他の事に気を取られがちな人間である。   容易中恶作剧的人类,是些注意力散漫、分心想其他事情的人。
  妖精は、注意深い人間には近寄らない。だから、普段から周囲に気を付けていれば大丈夫である。   妖精不会接近注意力集中的人。所以啊,从平时开始多留意周围的话,应该就没问题了。
  もし、悪戯に引っ掛かってしまった場合はどうするか。実は、妖精は無鉄砲だが余り戦闘は好まないのである。人間が悪戯に気が付くと、妖精は一目散に逃げ去るだろう。   要是中了恶作剧,这种场合该怎么办?实际上,妖精虽是无铁炮,但没有过多战斗的喜好。一旦人类发现中了恶作剧,妖精应该会一溜烟的逃跑吧。
  もし、捕まえる事に成功したのなら、大して強くないので、日頃の鬱憤を晴らすと良い。大人の人間なら簡単に勝てるだろう。   要是成功捕获妖精,因为他们不怎么强,发泄平日的郁愤真是太好了。若是成年的人类,应该能轻易取胜。
  ただし、時として例外的に、悪戯を行わずにいきなり攻撃を仕掛けてくる事もある。こういう時は気を付けなければいけない。それは、何かの警告である可能性があるからだ。   不过,和平时相对例外也是有的,不做恶作剧转而攻击人类的事情也是有的。这种时候必须注意,因为这是某种警告的可能性也有。
  特に大勢の妖精が集まっていたり、騒いでいる時は、その付近にとてつもなく強力な妖怪が潜んでいる可能性がある(*2)ので注意されたし。その時は大人しく引き返した方が良いだろう。   特别的,大群妖精正集合、正骚乱时,那附近潜伏着难以想象的强力妖怪的可能性也有(*2),因此敬请注意。那种时候,我想即便是大人,乖乖返回才是良策吧。
 
(*1)妖精の命は、人間のそれとは異なるので、短命という言い方は間違い。 (*1)因为妖精的生命和人类的不同,短命这种说法其实是错误的。
(*2)妖精の量と凶暴さは、付近の危険度を表している。 (*2)妖精的数量和残暴,能反映出附近区域的危险度。
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