东方文花帖 (书籍)/芙兰朵露·斯卡蕾特
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报纸
第百二十季 弥生の四 | 第一百二十季 弥生[1]之四 |
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巨大流れ星空中爆発 | 巨大陨石在空中爆炸 |
隕石衝突の危機を回避 | 应回避陨石撞击的危险 |
〇月〇日23時頃、幻想郷の上空で激しい爆音と閃光があった。閃光の正体は流れ星の大爆発だった。後日、驚くべき事に、この爆発は人為的な出来事という事が判明した。今回は、その謎に触れると共に驚くべき内容を伝えたい。 | ○月○日23时左右,幻想乡的上空传来了激烈的爆炸声并出现强烈的闪光。闪光的原因是陨石的大爆炸。后来传出了值得吃惊的事情,爆炸已确定是人为造成的。这次,我想揭开谜底、将震撼的事实报告给大家。 |
流れ星を爆発させたのは、フランドール・スカーレット(吸血鬼)。紅魔館の主、レミリア・スカーレットの妹に当たる。今回、隕石を爆発させた理由については、以下の様に述べた。 | 使得陨石爆炸的是芙兰朵露·斯卡蕾特(吸血鬼),是红魔馆之主蕾米莉亚·斯卡蕾特的妹妹。她对让陨石爆炸的理由陈述如下: |
「流れ星? ほら、私の手にかかればあの程度の物は一捻りよ。きゅきゅきゅっとね。大体、隕石一つでどうなるって言うのよ。隕石なんて私には意味がないって事が判らないのかしら?まだ槍が降ってきた方が怖いわよ。いや雨の方が怖いわね。あーまんじゅう怖くない」 | 「陨石?看、那种程度的东西,我出手的话只要随便一捏。喀拉喀拉的。说到底,一块陨石能怎么样呀。不知道陨石什么的对我没用吗?如果掉下来长矛那才可怕哦。不,下雨会更可怕。啊~下馒头的话不可怕。」 |
支離滅裂でほとんど意味が通じなかったが、流れ星を爆発させることは簡単だと言うことだけは判った。どうやって隕石を爆発させることが出来たのかを聞いてみた。 | 虽然语言支离破碎,基本说不清楚意思;不过知道了她说要让陨石爆炸是简单的事。我询问了一下,她是用什么方法让陨石爆炸的。 |
「全ての物には目って物があってねぇ。そこをきゅっとつつけばドカーンよ。え? どうやって流れ星に近づいて目をつついたかって?流れ星の目が此処にあったのよ。私の手の上に。というか全ての物の目は右手の上にあるんだけどね。だからきゅーっと一捻りして……」 | 「所有的物质都有眼睛一样的东西。在那里“啪”的捅一下的话,就轰隆~的哦。诶?怎样靠近去捅那眼睛?陨石的眼睛在这里有哦,在我的手上。或者说,所有的东西的眼睛都在这右手上。所以,“啪”的一捏就可以……」 |
取材は徒労に終わるところだったが、最後に紅魔館の主から興昧深い話を聞くことが出来た。 | 大概是就在我要确定取材失败的时候,最后听到了红魔馆主人的让我很感兴趣的话。 |
その話によると、実はその隕石はまっすぐ紅魔館に向かっていたと言うのだ。さらに、なんと当日の隕石は予定されていたと言う。隕石はその日のその時間に紅魔館に落ちてくる事が決まっていた。放っておけば紅魔館のみならず、周辺に甚大な被害を被るところだったという。ただ、妹が隕石を爆発させる事もまた予定されていた。主の話はそこで終わったが、何とも不思議な話である。 | 据她所言,其实那陨石是笔直地向着红魔馆飞来的。而且,当天好像是陨石预定了要落下来的。陨石决定了要在那天的那个时间落向红魔馆。如果不管的话,不仅是红魔馆,周围也会受到很大损害。不过,她的妹妹让陨石爆炸了也是预定了的事情。话到这里就结束了,真是不可思议的事情。 |
気温も上がり花も咲き始め、すでに春の訪れを感じさせる。ただ、暖かくはなったが風邪には十分注意したい。 | 气温上升了、花也开始盛开,很快就能感觉到春天的到来。不过,就算变暖了也请注意不要感冒。 |
(射命丸文) | (射命丸文) |
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采访
芙兰 |
終わり方が変だねぇ |
文章的结局很奇怪啊。 |
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文 |
出来事の方がよっぽど変だったのです。春の陽気の仕業かもしれないと思って |
我觉得这事情本身更加奇怪。也许是因为到了氛围轻松的春天。 |
芙兰 |
事実を超えられない様じゃ、新聞なんて書いても無駄なんじゃないの-? |
又不能超越事实,新闻什么的写来不也是没用吗? |
文 |
新聞は事実を超える物でも、おもしろおかしく伝える物でも無いのです |
新闻不是超越事实的东西,也不是为了要传达有趣的怪事。 |
芙兰 |
あー、すっかり春になったわね。もーすぐ新茶? |
啊—已经是春天了呢,很快有新茶? |
文 |
何となく、貴方に聞いても無駄な様な気がしますがもう一度聞いてみます。どうやったのかはともかく、本当に隕石を爆発させたんですよね? |
总觉得,再问你一次也不过是浪费时间。不管怎么说,真的是让陨石爆炸了吗? |
芙兰 |
きゅっとしてドカーンね |
“喀”的一声,就“轰隆——”的了。 |
文 |
レミリアさんが言っていた様な事は本当の事なんでしょうか? |
蕾米莉亚小姐说过的那些事,是真的吗? |
芙兰 |
隕石が予定されていたって事?そんな事ある訳がないじゃない。それはあいつの口癖よ |
陨石预定了的事?那样的事不可能会有吗。(预定的事)不过是那家伙的口头禅呀。 |
文 |
口癖、ですか |
口头禅吗…… |
芙兰 |
そう口癖。あいつは何でもかんでも最初から判っていた振りをするの。運命が判るだとか何だとか言って |
没错,口头禅。那个家伙无论有的没的,都装成一开始就知道了的样子,老是说知道了命运什么之类的。 |
蕾米 |
こらこら、お姉様をあいつ呼ばわりしないの |
喂喂,不要管你的姐姐叫“那个家伙”。 |
芙兰 |
あら、いつの間に後ろに居ましたの? お姉様 |
哎呀,什么时候站在后面了?姐姐大人。 |
文 |
ああ、ちょうど良かったです。妹さん一人だと…… |
啊啊,刚好。只有妹妹一个人的话…… |
芙兰 |
あら、話が通じないとでも言うのかしら? |
哎呀!是觉得无法沟通吗? |
文 |
その通りです。自分でも判っているじゃないですか |
就是那样,看来自己不是也知道吗? |
蕾米 |
で、ちょうど良いって何の話? |
那么,“刚好”是指什么事? |
文 |
先日の隕石爆発の話ですが…… |
是关于前几天的陨石爆炸的事…… |
蕾米 |
あああれ。少しぐらい隕石が爆発したって罰は当たらないわよ |
啊啊那个。稍微让陨石爆炸一下也不会受到惩罚哦 。 |
文 |
……予定されていたって言ったのはどういう事だったのでしょうか? |
……说预定了的是怎么回事呢? |
蕾米 |
新聞記事を書いている癖に日本語が通じないのかしら? |
身为新闻记者,难道还听不懂日语吗? |
文 |
失礼ですが、お二人が話している言葉は日本語だとは思いがたいのです |
虽然很失礼,还是难以想象两人所说的话真是日语。 |
芙兰 |
幻想郷に来てからどの位経ったっけなぁ |
我们到幻想乡多久了? |
蕾米 |
も一度説明するわ。隕石は予定されていたというか、隕石は人為的に落とされたのよ。この紅魔館の真上に、きっちり狙ってね |
再说明一次:陨石预定会来到,甚至连陨石会落下来都是人为的。而且正好瞄准着红魔馆的正上方 。 |
文 |
それは日本語でしょうか? |
那个叫做日语? |
蕾米 |
間違い無く古い日本語よ。人為的な隕石という証拠にほら、この隕石の欠片見て御覧なさい。呪文でびっしりでしょう? |
没错,正是古老的日语哦。陨石是人为的证据,看这陨石的碎片。密密麻麻地写满咒文吧? |
芙兰 |
呪文は日本語じゃあ無いよね |
那些“咒文”看起来真的不像是日语。 |
文 |
…… |
…… |
蕾米 |
ほら、これでも何が起こっているのか判らないのかしら? |
哈,就算这样也看不出发生了什么吗? |
文 |
もしかして、隕石を使って誰かが攻撃を仕掛けてきているとか、それと戦っているとか…… |
难道,是指有谁用陨石攻击之类的,然后你们和他战斗…… |
芙兰 |
さあねぇ。もう一度聞くけど、隕石に書かれた呪文は日本語じゃあ無いんだよね |
不知道。我想再问一次,陨石上写着的不是日语吧 |
文 |
少なくとも、私には日本語には全く見えないのですが |
至少,我完全不觉得是日语 |
蕾米 |
いや、これは古い日本語ね。古い古~い日本語で、獅子座流星群って書いてあるよ |
不,这就是古日语。用很古老很古老的日语写着“狮子座流星群”哦。 |
文 |
……いやはや、どこまで本当なのでしょうか |
……这个,怎么知道谁说的是真的呢 。 |
简介
フランドール・スカーレット (Flandre Scarlet) | 芙兰朵露·斯卡蕾特 |
ありとあらゆるものを破壊する能力を持った、レミリアの妹。 | 拥有着破坏眼前的一切东西的能力,是蕾米莉亚的妹妹。 |
情緒不安定なので、通常は館の外に出してもらえない。 | 因情绪不安定,通常不被允许走出红魔馆的范围。 |
出演作:『東方紅魔郷』 | 登场作品:《东方红魔乡》 |
注解
- ↑ 弥生:日本历三月
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