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“东方香霖堂/第8话”的版本间的差异

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[[分类:东方香霖堂]]
 
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[[ru:Curiosities of Lotus Asia/Глава 08]]

2022年8月5日 (五) 01:09的最新版本

第44-48页
< 第7话   东方香霖堂   第9话 >
Curiosities of lotus asia 08 01.jpg
Curiosities of lotus asia 08 02.jpg
強い陽射し、青い空、幻想郷に夏の盛りが訪れた。しかし香霖堂の周辺だけは、梅雨明けを忘れ、奇妙な天気雨が続いている―――。 强烈的阳光、湛蓝的天空,幻想乡迎来了盛夏的时节。可是,香霖堂的周边却好像忘记了梅雨季已经过去一样,不停地下着奇妙的晴天雨……
「東方」シリーズ原作によるオリジナル連載、不思議な気象をめぐる第五話前編! 根据“东方”系列原作原创的故事连载,围绕不可思议的气象展开的第五话前篇!
夏の梅霖堂 前編 夏季的梅霖堂 前篇
  1年の中でもっとも温度が高く、いかにも日本的な梅雨は終わり、香霖堂に夏の強い日差しが射し込んでいた。   一年之中湿度最高、最有日本风情的梅雨季终于结束,夏日强烈的阳光照射进香霖堂里来。
  梅雨時は、黴が生えたりして木や道具の傷みが進み道具屋を悩ませる。その憂鬱な季節はようやく終わりを告げたのだ。   在梅雨季,东西很容易就会发霉,所以书本和道具的霉烂速度经常令开道具店的人挠头不已。这种让人郁闷的季节终于宣告了它的结束。
 
  ――たが、僕の悩みはまだ晴れてはいなかった。   ——可是,我的烦恼可还没有完全消除呢。
  別に僕は夏の日差しが苦手な訳でもない。その強い日差しは、角度のためか店の中をより暗くする。店の暗さと窓の外の明るさのコントラストが夏を実感させ、僕はその暗さも明るさも好きである。   我倒不是受不了夏天的日照,可能是因为角度的问题,那强烈的日照倒会把我的店里弄得更昏暗。店内的昏暗与窗外的明亮结成的契约让我切实地感受着夏季的来临,所以不管是那种昏暗还是明亮都是我所喜欢的。
  しかし、今年の夏は違った。確かに日差しは強い、まごうことなく真夏の日差しである。でもこの店内はどうだ。窓から射し込む必要以上の光……、まるで湖上に店が建っているかのように、乱反射した光が無秩序に店に射し込んでいるじゃないか。この明るさは夏を感じさせない。どうやら僕の店の周りだけのようだが、もうこんな天気になってから3日目である。   不过,今年的夏天可不一样。日照确实仍旧强烈,是货真价实的盛夏阳光,可我这店里呢,从窗外照进来的光线却比往年要多得多……就好像是我的店建在了湖泊上一样,光线从四面八方无秩序地反射到我的店里来,这光亮可让我感受不到夏天感觉。而且好像这仅是我这店周围的情况,不过这样的天气已持续了整三天了。
  あいにく、こういう「異変」の調査は僕の専門ではない。普段ならちょっとした異変でもすぐに解決してくれる人がいるんだが……。どうも僕の店の周りだけみたいだし、あいつも気が付いていないんだろう。だからといってこんな天気の中調査を頼みに行くのも面倒だし……。   不凑巧的是调查这“异变”可不是我的专长,要是平时,稍微有点异变什么的就会立刻有那么个人来给解决的,可是……这回怎么看怎么就光是我这店周围,那家伙也注意不到这里吧。不过要让我在这种鬼天气下去拜托她来调查也太麻烦了……
  まぁ、その人間だったら放っておけばいつか来るだろう。いつもどうでもいい時に店に来るか、どうでもよくない時も店に来るのだ。便利なような、邪魔なような……。   反正那个人类就算不管她她哪天也会来吧,她不管时候好不好都会跑我店里来,弄得我都说不好她来是方便啊还是捣乱啊的……
 
  ―――カラン、カラン。   ——叮当、叮当
「ちょっと!何であんたの店の周りだけ雨が降っているのよ!」 “我说啊!为什么光你的店周围在下雨啊!?”
  ほら来た。こういった異変調査の専門家だ。   你看来了吧。她就是调查这类异变的专家了。
「霊夢じゃないか。」 “这不是灵梦吗。”
  ちょうど良い―――、と言いかけたが、とりあえず調査の専門である霊夢の様子を見てみることにした。この異変について何かわかっているかも知れない。   我刚想说“来得正好”,不过还是先看看调查专家灵梦的反应再说吧。也许她知道些这异变其中的奥妙。
「じゃないか、じゃないでしょ?もう、霖之助さんは自分の店が今どういう状態になっているかわかっているの?」 “你还故作清闲什么呀?真是,霖之助你知道你自己的店现在都成什么样子了吗?”
  そう異変とは、梅雨は空けてからなぜか再び天気雨が降り続いて一向に止む気配がないということだ。空は雲一つない青空でというのに……。それも店の周りだけである。でもとりあえず僕は知らないふりをしてみることにした。   对了,那异变,就是虽然梅雨季过去了可不知为什么却还在一直下着晴天雨,还一点儿没有要停下来的迹象,而且湛蓝的天上还没有一片云彩……这些就是我店周围的情况。不过我决定暂且还是装做什么也不知道的样子。
「どういう状態って、何のことかな?」 “那你说,成了什么样子了?”
「呆れたわ、まったく外に出てないのかしら?この店の周りだけ外から見えないくらい雨が降っているじゃない。雲一つないのに……。遠くからみてこのへん一帯だけ白い布で覆われたようになっているわ。もしや、またおかしな実験とか始めたんじゃないでしょうね。」 “服了你了,你连门都不出一步吗?你这店的周围雨下得从外面都看不见了,而且还连一片云彩都没有……从远处看就好像这一带被白布给包裹起来了一样啊。我还想呢,不会是你又开始做什么奇怪的实验了吧?”
「そうか、やはり店の周りだけなのか。」 “是嘛,果然只是我这店周围啊。”
  それはわかっていた。   这我已经知道了。
「何をたくらんでいるの?」 “你阴谋要干什么呢?”
「霊夢、僕は何もしていないよ。」 “灵梦,我可什么都没干呀。”
「それにしては、豪快な狐の嫁入りだわ。普通の狐じゃなさそうね。」 “那这可真是场豪快的晴天雨[1]啊,看来情况严重得不一般。”
  霊夢もそれといって情報を持っている訳ではないらしい。まぁ、ここから上手くけしかけて霊夢に調査を依頼するとするか。僕は霊夢にタオルを渡し、濡れた体を拭くように言った。   看来灵梦也没掌握着什么太有用的消息,那么就让我来煽动灵梦拜托她帮我调查一下吧。我递给灵梦条毛巾,让她把湿透的身上擦干。
 
「それはともかく、この前は大変だったな。」 “说起来,前阵子你可真辛苦了啊。”
「この前、っていつの話のこと?大体いつも大変だから覚えてないわ。」 “前阵子?你指什么时候?我一般都在辛苦记不得太清楚了。”
「梅雨になろうって頃まで雪が降っていたことがあったじゃないか。あれを解決したのは霊夢なんだろう?」 “不是有一年都要到梅雨季了可还在下雪吗?解决那次异变的不是灵梦你么?”
「ああ、そのこと?あんなの大したことじゃなかったわよ。もっと酷い目に遭ったことなんていっぱいあったわ。まぁ、どれも大したことじゃないけど。」 “啊啊,那次啊?那个也没什么大不了的呀,比那更倒霉的时候我遇上得多了。虽说哪次都没什么大不了的。”
「大変なのかそうじゃないのかさっぱりわからないな。」 “我怎么听不出事态到底严重不严重啊。”
「普通よ、普通。どっちかっていうと、放っておく方が大変になるの。春が来なかったら困るから解決する訳だし、霧が晴れなかったら困るから解決する……って、やっぱり霖之助さん、困ってるの?」 “普通啦,普通。要我说的话,放着不管才会出大事呢。春天不来就会有人发愁所以就去解决了,雾散不掉就麻烦了所以就去解决……那这么说,霖之助,你也在发愁喽?”
「よくわかってるじゃないか。そう、困っている。」 “你很明白啊。不错,我是在发愁。”
「最初からそう言えば良いのよ。仕様がないわね、この狐の嫁入り、調べてみてもいいわよ。」 “一开始你那么说不就好了嘛。没办法啊,这场晴天雨,我就给你调查一下吧。”
  霊夢はちょっと楽しそうだ。誰かどう見ても大変そうには見えない。困っているから解決するというよりは、何かおかしなことに首を突っ込むのが好きという風にしか見えない。   灵梦看上去有点得意,谁怎么看她都不像是会很辛苦的样子。与其说她是因为有人发愁所以就去解决异变,我倒只是觉得她是对奇怪的事情有兴趣,喜欢介入进去管管闲事而已。
「悪いな。僕は別にやることがあるんでね。どうしたものか悩んで痛んだよ。」 “抱歉要你帮忙啦。我因为还要做别的事情,正发愁该如何是好呢。”
  別にやることはない。はっきりって暇だが、僕はこういう異変は専門外なのだ。   我倒没什么事儿要干,说明白点就是闲得很,不过要我调查这异变的话我就是门外汉了。
「まぁいいわ。どうせ服は濡れてるから、もう一度雨の中に出ても大差ないし……。霖之助さんは自分の「やること」でもやって待っててよ、まぁこの程度の小事、すぐに片付くと思うけどね。」 “无所谓啦。反正衣服都已经淋湿了,再往雨里跑一趟也不会差到哪儿去……霖之助你就干着你的‘别的事情’等着吧,就这点小事,我看用不了多久就能解决。”
  そう言うと意気揚々と霊夢は店を出ていった。予想通り霊夢はすぐに任事を引き受けてくれたのだが、よくよく考えると、霊夢側は特に用事がないのに店に来ていることがわかる。いや、今回は最初から異変を解決するつもりで来ていたのかもしれない。   灵梦说着,意气风发地走出了店门。灵梦果然如我所想马上就接受了调查的工作,不过细想想,灵梦也就是没什么事往店里来了一趟而已。不,也许这次她一开始就是为解决这个异变而来的也说不定。
  なぜなら、霊夢は渡したタオルはまるで濡れていない。霊夢は体を拭いていないのだ。最初からもう一度外に出る気だったように見える。それとも、濡れていようがなんだろうがかまわないだけかも知れないが。   我会这么想,是因为给灵梦的毛巾根本就没湿,灵梦根本没有拿它来擦干身上,看来是已经做好再出去一次的打算了。或许,也可能是她不管衣服湿不湿都没关系。
 
  霊夢に任せておけば、数時間後にはカラッとした夏の陽射しが店を照らし、店内は再び夏の暗さを取り戻すだろう。霊夢が動き出したら、大抵の異変は2~3時間から半日、長くても1日あれば元通りになる。いつものことだ。   我看,只要放着灵梦不管,再过个把小时之后夏天的阳光就能一下子照进店里、让这里恢复往常夏日的昏暗了吧。灵梦只要是开始行动了的话,至少差不多2~3小时到半天、至多也就一天的时间异变的状况就能复原,这是再平常不过的了。
  僕は、新茶を淹れて本でも読むとしようか。後は放っておけば良いだろう。お茶の良い香りが時間を忘れさせる。こんな姿、頑張っているはずの霊夢に見られたら怒られるかもしれないが……。   我就来沏壶新茶看些书什么的吧,反正以后的事儿放着不管就行了。茶水美妙的香气能让我忘记时间的流逝,要是我这副样子给灵梦看到了的话估计她会大怒吧……
  それにしてもこの狐の嫁入り、霊夢にも原因はわかっていないようだったが、実は一つだけ思い当たる節がある。まさかと思うことだが……、そうだとすれば瑞兆だ。しばらくすれば元に戻るだろうし、もしかしたら霊夢にも応急処置くらいしかできないのかもしれない。それに、これに関しては誰にも言うことができないのも厄介だ。特に魔理沙には言えない。   话说回来这场晴天雨,看来灵梦也好像不知道原因啊,不过其实我倒是想到了一点,虽然我觉得不太可能……要真是的话那可就是吉兆了。而且再过一会儿估计就没事儿了,也许灵梦能做的也就是来点应急处置而已,再有,关于这事儿跟谁都不能说也够我一呛,尤其不能对魔理沙说。
 
  ――ガン! ガラガラガラ……   ——轰!轰隆轰隆轰隆……
  一瞬のことだった。店内は本が読めないくらいに明るく青白く光り、窓の外と共に一瞬にして暗くなっていった。次第に雨は強くなり、晴天だったはずの空は暗く、遠くの景色も見えなくなっていく。   就在刚才一瞬间,店里面在一阵连书上的字都看不见了的强烈的青白色闪光之后,和窗外的景色一起瞬间变暗了下来,雨紧接着下得更大了,本来还是晴朗的天空现在却变得黑暗,远处的景色也渐渐看不见了。
  夏の強い陽射しと夏の暗さを期待していた僕は、突然の雷鳴と暗転に正直に驚いた。青天の霹靂とはまさにこのことか……、って晴天でも雨は降っていたのだけど。   我还在期待着夏天强烈的日照和店里的昏暗呢,却着实给这突然的雷鸣和天色的转暗吓了一跳。晴天霹雳就是指这情况吧……说来,就算是晴天刚才还一直都在下着雨呢。
  一気に強まった雨に、ちょっと霊夢のことが心配になってきた……、といっても解決後の霊夢の愚痴の心配である。どうせ解決はするだろうが、この土砂降りは想定してなかったに違いない。霊夢の服の着替えくらいは用意した方が良いだろうな。どちらかというと霊夢の機嫌の問題なのだから。   看着这一下子下大了的雨,我开始担心起灵梦来……或者说我担心的是解决异变后灵梦的牢骚。估计解决是会解决的,不过这暴雨肯定是她没想到的。我要是备着身灵梦换的衣服就好了,再怎么说这关系到灵梦的情绪问题。
  外の様子を見てみようと思い窓に近づいて外を見た。でも、霊夢の姿はまったく見えない。雨はますます強さを増し、世界から完全に色を奪おうとしている。徐々に森も山も輪郭を失い、ついには一面暗い灰色の世界になってしまった。屋根を打つ雨の音だけが聞こえている。   我思量着看看外面的状况就凑到窗子附近去往外看,可根本看不到灵梦的影子。雨是越下越大,那势头就跟要把全世界的色彩都夺走一样。森林和山丘也徐徐地失去了它们的轮廓,终于和这完全灰色的世界溶为了一体。我只能听到雨水击打着屋顶的声音。
  そんな時、店の前に走ってくる人影が見えた。今の風景と同じく色を持たない姿。白と黒のモノトーンの人影だった。   这时,我看见个向着店前跑来的人影,那是个和现在的风景一样,失去了自己本该是单调的黑白色的人影。
後編につづく 后篇待续

注解[编辑]

  1. “晴天雨”这个词,在日语里除了有“天気雨”这个说法之外,还有个比较俗的说法就是“狐の嫁入り”,而灵梦后一句说的其实是“看来不是只普通的狐狸啊。”,是借了“狐”字的双关语。
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