東方紅魔鄉/故事/序章
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故事 | 靈夢劇本 魔理沙劇本 |
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東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil. | |
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幻想郷は、予想以上に騒がしい日々をおくっていた。 謎の来訪者に、夏の亡霊も戸惑ってるかの様に見えた。 |
幻想鄉迎來了意料之外的熱鬧日子。 如果有人到來,會以為這是夏天的亡靈在迷惘著。 |
そんな全てが普通な夏。 辺境は紅色の幻想に包まれた。 |
就在那樣的很普通的夏天。 邊境被紅色的幻想包圍了。 |
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ここは東の国の人里離れた山の中。 博麗(はくれい)神社は、そんな辺境にあった。 |
這裡是東邊的深山之國,遠離人類的村落。 博麗神社,就是那裡的邊境。 |
この山は、元々は人間は棲んでいない、今も多くは決して足を踏み入れない場所で、人々には幻想郷と呼ばれていた。 幻想郷は、今も相変わらず人間以外の生き物と、ほんの少しの人間が自由に闊歩していたのだった。 |
這座山,本來就沒有住人,是就算現在也不會有人踏足的地方。人們叫這裡做幻想鄉。 幻想鄉,現在也和往常一樣,人類以外的生物和那很少數的人類在自由的四處走動著。 |
人々は文明開化に盲信した、人間は生活から闇の部分を積極的に排除しようとしていた。 実はそれは、宵闇に棲む生き物にとっても、人間との干渉もなくお互いに気楽な環境だったのだった。 |
人們盲目相信著文明開化,人類把黑暗的部分從生活中排除了。 實際上,那是對棲息在宵暗的生物來說,也是和人類互不干涉的舒適的環境。 |
そして、ある夏の日、音も無く、不穏な妖霧が幻想郷を包み始めたのである。 それは、まるで幻想郷が日の光を嫌っているように見えたのだった。 |
然後,在一個夏天的一天,沒有任何預兆,險惡的妖霧開始包圍幻想鄉。 看起來,那簡直就象幻想鄉在討厭著陽光。 |
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博麗神社の巫女、博麗霊夢(はくれいれいむ)はおおよそ平穏な日々を送っていた。 滅多に参拝客が訪れないこの神社は、退屈だったり退屈じゃなかったりして、楽しく暮らしているようである。 |
博麗神社的巫女,博麗靈夢也在過著平靜安穩的生活。 就在基本上不會有人來的這間神社,無聊又充實地過著快樂的生活。 |
そんな夏の日、霊夢は少しばかり退屈以外していた。 | 那樣的夏天,靈夢稍微沒那麼無聊了。 |
霊夢 「もー、なんなのかしら、 日が当たらないと天気が晴れないじゃない」 |
靈夢 「真是的,到底怎麼啦? 這樣不就陽光又沒曬到天氣又不晴朗了嗎?」 |
このままでは、霧は神社を越え、人里に下りていってしまう。 幻想郷が人々の生活に干渉してしまうことは、幻想郷も人の手によって排除されてしまうだろう。 |
這樣下去,霧會蓋過神社,到達人類的村落。 幻想鄉干涉了人們的生活的話,幻想鄉也會被人類排除掉吧。 |
霊夢 「こうなったら、原因を突き止めるのが巫女の仕事(なのか?) なんとなく、あっちの裏の湖が怪しいから、出かけてみよう!」 |
靈夢 「這樣的話,找到原因解決就是巫女的工作(嗎?) 總覺得,那邊的湖很奇怪,去看看吧!」 |
あたりは一面の妖霧。 勘の鋭い少女は、直感を頼りに湖の方向へ出発した。 |
所能看到的只是一片的妖霧。 直覺敏銳的少女,憑著感覺向著湖的方向出發了。 |
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数少ない森の住人である普通の少女、霧雨 魔理沙(きりさめまりさ)は、普通に空を飛んでいた。 | 住在很少人住的森林的普通的少女,霧雨魔理沙,在天空普通地飛著。 |
いつのまにか、霧で湖の全体が見渡せなくなっていたことに気づくと、勘の普通な少女は、湖に浮かぶ島に何かがあるのでは?と思ったのだった。 | 發覺不知什麼時候,霧把整個湖都蓋住了,讓整個湖都看不清楚。直覺普通的少女,認為是可能在湖裡有個浮著的島之類的。 |
魔理沙「普通、人間だって水のあるところに集落を造るしな」 | 魔理沙「普通的情況下,人類也會在有水的地方聚居吧。」 |
化け物も水がないと生きてけないのだろうと、実に人間らしい考え方である。 | 怪物也是沒有水的地方就不能生存吧,這樣的想法的確象人類的思考方式。 |
魔理沙「そろそろ、あいつが動き出しそうだから、ちょっと見に行くか」 | 魔理沙「差不多了,那傢伙該行動了吧,稍微去看看吧。」 |
少女は、何かめぼしい物が無いか探しに行くかのように出発した。 むしろ探しに行ったのだった。 |
少女象是為了尋寶一樣出發了。 或者說就是為了去尋寶。 |
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湖は、一面妖霧に包まれていた。 普通の人間は30分はもつ程度の妖気だったが、普通じゃない人もやはり30分程度はもつようだった。 |
湖被一大片妖霧包圍了。 雖然是普通的人類撐不了30分鐘的程度的妖氣,果然不普通的人類也只能撐30分鐘。 |
妖霧の中心地は、昼は常にぼんやり明るく、夜は月明かりでぼんやり明るかった。 霧の中から見る満月はぼやけて数倍ににも膨れて見えるのだった。 |
妖霧的中心地,白天經常是模糊的光亮著,夜晚的月光也是模糊地明亮著。 在霧中看到的滿月也是模糊的象是變大了幾倍的樣子。 |
もしこの霧が人間の仕業だとすると、ベラドンナの花でもかじった人間であることは容易に想像できる。 | 如果這霧是人類弄出來的話,可以想像出那將是一個連顛茄花都咬過的人類。 |
中心地には島があり、そこには人気を嫌った、とてもじゃないけど人間の住めないようなところに、窓の少ない洋館が存在した。 | 在中心地有一個島,那裡討厭人類的氣息,雖然不是非常的,但也不是人類會住的地方,有一個很少窗子的洋館。 |
昼も夜も無い館に、「彼女」は、いた。 | 在不分晝夜的洋館裡面,「她」就在那裡。 |
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