天人~最も暢気な人間~ |
天人~最為悠閒的人類~ |
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天人 |
天人 |
主な危険度: 極低 |
主要危險度: 極低 |
遭遇頻度: 極低 |
遭遇頻度: 極低 |
多様性: 普通 |
多樣性: 普通 |
主な遭遇場所: 不明 |
主要遭遇場所: 不明 |
主な遭遇時間: 不明 |
主要遭遇時間: 不明 |
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特徴 |
特徵 |
天界に住む人間。俗世間に完全に別れを告げ、輪廻転生の輪からも外れ、永遠に天界に住む。 |
天人是居住於天界的人類。他們超凡脫俗,徹底與塵世間的一切作別,且被劃歸在輪迴轉生之道以外,永遠在天界中生活。 |
暢気で明るく、歌や踊りや釣りが好きで、毎日音楽を聴いたり、魚釣りをしたり、碁を打ったりしながら暮らしているという。 |
天人為人悠閒,性格開朗,喜好歌詠、舞蹈、釣魚,據說終日過著鑑賞音樂、羊裘垂釣、棋盤博弈的悠閒生活。 |
天人は修行を積んだ仙人が、不老不死を得て生きたまま天界に行った天人(*5)と、死後、成仏して天界に行った天人が居る。 |
天人一般為常年修行入道的仙人,成為長生不老之身後就前往天界成為天人(*5);也有少數天人原本是人類,死後成佛前往天界成為仙人。 |
前者は、肉体を持っている為、地上に姿を現わす事が出来るが、後者は誰かの肉体を借りないと地上に降りてくる事は出来ない。 |
前者因依舊持有肉體,成為天人後依然能在地上界現身,而後者肉體已經灰飛煙滅,不以他人的肉體為依憑則無法來到地上界。 |
時折、地上に降り立っては、トンチンカンな事を言って人間を困らせ天に帰って行く。 |
有時,天人會一時興起來到地上界,說一些前不搭後的話讓世間凡人為之困惑,之後又會馬上回歸天界。 |
天人の肉は妖怪には毒で、妖怪に襲われる事はまず無い為、地上では恐れる物は無い。獰猛な獣さえも、手を翳すだけでいとも簡単に懐いてしまう。 |
天人的肉對於妖怪而言是猛毒,因此絕不可能受到妖怪的襲擊,地上界的一切都不會使其感到畏懼。即使是猙獰的猛獸,天人一招手就能將其馴服。 |
さらに雲に乗る事が出来、その姿は恐ろしいまでに神々らしい。 |
天人甚至還能騰雲駕霧,其身姿神聖不可侵犯,令人為之敬畏。 |
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天人の条件 |
天人的條件 |
毎日、音楽を聴き、釣りをしたり、碁をしたりと仕事もせずにのんびりと暮らし、常に最上級の食事を取る事が出来る。 |
成為天人後,終日能悠然地欣賞音樂,自在地抱杆垂釣,縱情地棋盤對弈,無需費力工作,只管悠閒自在地度日,還能餐餐吃到最上等的美味佳餚。 |
そんな夢の様な生活に憧れる人間も少なくない(*6)。 |
憧憬這般如夢似幻的生活的人類自然不在少數(*6)。 |
だが、天人になる人間はまずは欲を断たないといけない。つまり第一条件として、そういう生活に憧れない人間である必要がある。 |
但是,人類若想成為天人,首先必須斬斷七情六慾。換言之,為了滿足這一首要的條件,人類必須不再憧憬天人的夢幻生活。 |
大抵の人間は、その段階で弾かれてしまうだろう。 |
絕大部分的人類都會在這一首要條件前望而卻步。 |
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天人の世界 |
天人的世界 |
天界は雲の上に存在すると言われるが、本当はそうではない。 |
傳說天界位於雲霄之上,實則不然。 |
冥界の中に存在し、冥界の遥か空の上に存在するのである。 |
真正的天界位於冥界之中,存在於冥界廣袤的蒼穹之上。 |
本来は死んだ人間が行く場所だが、死んでいない人間が天人に成る事もある。それは、欲を捨てるという事は、生きる欲も捨てる事でもあり、生きながらにして死者と変わらない状態に成る事をも意味するからである。 |
冥界原本是死者前往之處,而還未作古的人類也能成為天人,成為天人的生者捨棄的塵世間的七情六慾,自然也捨棄了生活在塵世中的欲望。這就意味著成為天人的人類儘管依然活著,卻已經成為實質與亡者毫無二致的存在。 |
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(*5)早くて数百年~数千年は修行を積む必要があると言う。 |
(*5)據說需要積累少則數百年,多則上千年的修行。 |
(*6)勿論私も憧れる。 |
(*6)毫無疑問,我也憧憬這種生活。 |