中有の道 |
中有之道 |
危険度: 低 |
危險度: 低 |
遭遇する妖怪: 幽霊、亡霊他 |
可能遭遇的妖怪: 幽靈、亡靈等 |
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山の裏側には三途の河が流れているが、その川に辿り着くまでにある道を通らなければならない。それが中有の道だ。この道を通らないと、三途の河にたどり着く事が出来ない。 |
妖怪之山的內側流敞着三途河,而要抵達三途河則必須經過一條道路,那就是中有之道。只有經過中有之道,才能到達三途河。 |
道は生物でも歩く事は可能だが、基本は死者が河を目指して通る道である。 |
有時生者也能在這條道上行走,但基本上這是死者要去三途河時經過的道路。 |
死者の通る道だからさぞかし寂しい道と思うだろうが、実はそんな事は一切無く、道沿いには死者向けの出店(*16)が並んでいたりと、まるで縁日の様に賑やかである(*17)。お祭り好きな生者もよく訪れる。 |
有人會想因為是死者之道,這條道一定很寂靜落寞。實際上並不是這樣,道的兩側建起了各種面向死者的店鋪(*16),平日就像緣日般熱鬧(*17),喜歡祭典的生者也會來訪。 |
何故死者の通る道に出店が出る様になったかと言うと、地獄の財政状態が余りよろしくなく、三途の河の渡し賃だけでは賄えないので、少しでもお金を取ろうとした結果、この中有の道に出店を開く事になったからである。 |
為什麼死者通過的道路會有店鋪呢?這是因為地獄的財政不好,三途河的渡河費用根本不夠運轉,即使少少也好,也要賺到更多的錢,結果就是在中有之道開店了。 |
その結果、地獄に堕ちない者や、生きている者からも、僅かだが収入が入る様になった。だが、店を開いている者は地獄に落とされた罪人なので、そのままちょろまかしてしまう者が多いという(*18)。 |
結果就是不會墮入地獄的人和生者都成為了收入,只是據說店鋪的東西多數是要墮入地獄的罪人所偷來的贓物(*18)。 |
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(*16)死んだ金魚掬い屋とか、人魂ボンボン屋など。 |
(*16)撈死金魚、人魂糖果屋等。 |
(*17)ここで生きる楽しさを思い出し、引き返して息を吹き返す事もある。 |
(*17)有時也會有死者觸景生情,回憶起活着的樂趣,返回而再活過來。 |
(*18)すぐにばれて再び地獄行き。地獄の卒業試験の様な物でもあるらしい。 |
(*18)很快就暴露了再墮入地獄。聽說還有地獄的畢業試卷。 |