第百二十五季 卯月の五 |
第一百二十五季 卯月[1]之五 |
人知れず行われた大戦争 |
暗中發生的大戰爭 |
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いたずら妖精にきっつーいお仕置き? |
狠狠懲罰淘氣的妖精? |
「私より強い奴に会いに行く![2]」 |
「我要去見比我更強的傢伙!」 |
妖精にそう言われたのは花見の席だった。何でも、我々が花見で楽しんでいた裏で妖精同士で最強決定戦を行っていたらしい。そちらの方では残念ながら取材できなかったが、そこで最強の座を奪ったチルノ(妖精)が調子に乗っていた。 |
妖精在賞花席上這麼說道。貌似是在我們賞花的時候妖精們進行了決定最強妖精的戰鬥。雖然很可惜沒能進行關於這方面的採訪,但在這場戰爭中搶到了最強之座的琪露諾(妖精)顯得很得意。 |
「そうね、もう妖怪花見はお開きしましたが……。あっちに力を持てあました奴が帰っていきました」 |
「是吶,雖然妖怪賞花會已經結束了……但在那邊有一個很強的人哦。」 |
面白そうだったので妖精を誘導し、その後を付けた。 |
感覺很有趣所以我便誘導著那個妖精,並跟在了她的後頭[3]。 |
私が誘導した先に居たのは霧雨魔理沙さん(人間)。普段から妖精と仲良くしている事が多い人間に、力に驕っている妖精をぶつけるとどうなるのか。今回はそれを観察した。 |
我帶她去見的人是霧雨魔理沙小姐(人類)。她在平時跟妖精的關係就很好,讓她跟對自己的實力很有自信的妖精打起來不知會怎樣吶。本次我觀察的重點是這個。 |
「面白い。妖精相手にどこまで楽しめるのか確かめてやる!」 |
「真有趣。來驗證一下妖精能讓我享受到什麼程度好了!」 |
酔っぱらった人間と、力に酔った妖精との余興が始まった。内容は微笑ましい物で特筆するところは無かったが、魔理沙さんが妖精相手に手加減して楽しんでいる姿が印象的だった。特にお得意のレーザーを使わずに戦っていたのが面白い。 |
喝醉了的人類與沉溺於力量的妖精的餘興開始了。內容沒有什麼很特別的地方,但魔理沙小姐對付妖精時沒有使出全力而是一直耍著她玩的地方給人印象很深。特別是她都不用自己擅長的雷射炮打這點很有趣。 |
人間は妖怪に比べて余裕の無い生き物である。毎日生きるのに必死で、妖精相手であっても命の危険にさらされるものだ。しかし、一部の人間に限っては、手加減しつつ妖精を軽くあしらう事が出来るという事が判った。 |
人類跟妖怪比起來要弱得多。每天光活著都很吃力,就算是跟妖精打也有生命的危險。但是,我通過此次明白了一部分的人類也能輕鬆的對付妖精。 |
この事は、いつまでも昔の人間像を持った古い妖怪に留意されるべきである。私は今回の決闘であわよくば人間がやられてもいいや、と思っていたがそんな危険性はまるで無く、人間の成長の目覚ましさが見て取れたわけである。人間はいつまでも被害者でいるという妖怪の考えは、いつか身を滅ぼすもととなるかも知れない。 |
這件事希望能讓一直認為人類沒有進化的古老的妖怪留意一下。我在這場決鬥中雖然有在想可以的話,希望人類能被幹掉吶,但卻完全沒有那種危險性,我清楚了人類的成長很是大的。妖怪們所持有的人類永遠都是受害者這種想法或許總有一天會要了自己小命的。 |
(姫海棠 はたて) |
(姬海棠羽立) |